【第1回国際活動委員会】(11月24日、秋田ビューホテル)
委員6人と国際教養大学の事務局3人が出席。加藤俊介委員長が「コロナ禍に伴い今年は6月と11月の国際教養大の学生との交流会は中止となったほか、学生から起業について聞く機会もなくなった。延期という形だが、今後どのように進めていくか、皆さんの忌憚のない声を聞きたい」とあいさつした。
その後、教養大事務局が大学の現状ならびに今後の見通し、来年度の交流会などについて報告。「コロナ禍に伴い授業はまだオンラインだが、来年4月からはオンラインと対面の両方での授業・講義となる予定。学生同士や地域との触れ合いができず、授業以外の活動の機会がなくなっている。何らかの形で経済同友会の皆さまとの交流を続けていきたい。また、大学コンソーシアムあきたを通して経済同友会の皆さまから寄付をいただきありがとうございます」などを話した。
教養大生のインターンシップを受け入れている加藤俊介、中田光の両委員は「営業の一環として『事業を創出せよ』などのテーマを与えているが、学生の発案に新たな気づきもある」、「SNSやホームページについての意見を求めたり、土木・建築現場に出向いてアイデアを出させたりしている。若い発想を基に提案してくるので面白い。また企業としては学生に機会をつくってやりたい」などと話した。また、委員からは「教養大は寮生活と留学の二つが特徴であり、これを通して学生が成長している。このままでは対外的評価が下がるのではないか。特に、1年生に絞った対策が必要ではないか。また、企業が何らかの支援をすることができるか」「起業に興味をもつ若い学生の声を聞きたい。そのためにはリモート開催もある」などの声が出ていた。
一方、交流会や起業についての発表会については「経済同友会としても継続していきたい。対面が望ましいが、コロナ禍の現状ではリモートでの開催も検討するべきだ」との意見が大勢を占めた。今後、教養大、経済同友会の両事務局で詰めることにした。また、交流会と起業についての発表会のほか、学内で開かれるインターンシップ報告会への参加や、企業と学生の橋渡しをしているデザインラボの担当者の講話を聴く会などについても今後検討することにした。