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  • 秋田での起業への思いなど語り合う/第7回教養大学生との交流会

    令和元(2019)年8月30日 掲載
    令和元(2019)年9月17日 更新

     国際活動委員会(加藤俊介委員長)の「第7回国際教養大学生との交流会」が6月14日、秋田市の料亭濱乃家で開かれ、当会会員と学生が秋田への思いや起業の夢などを語り合った。

    教養大生との交流会

     参加した会員は13人。教養大からは留学生2人を含む学生14人と事務局員1人の計15人で、学生6人が2度目の参加だった。会員と学生が5グループに分かれて着席。加藤委員長が「この交流会はAIUの皆さんの知識と才能が卒業とともに秋田から出ていくのはもったいない。何らかの形で秋田に貢献できることを残したいという思いから始まった。皆さんとコミュニケーションを重ねてきた中で、いろいろな形のものが生まれようとしている」とあいさつした後、会食した。

     今回は前回同様、それぞれのプロフィールを事前に交換していたほかに、自己紹介カードを作成し交換した。会員たちからは「日々の学生生活で何か発見したことはあるか。また、秋田の印象は?」「起業したいという気持ちはあるのか」、学生たちからは「地域の空き家をシェアハウスにして住んでいる。訪問者としてではなく、地域に溶け込んだことで地元の面白さや魅力に気づいた」「人の温かさや自然の豊かさ、食べ物を自分の手で作ることの価値を実感している」「秋田の米や野菜、それから作った加工品を海外に売り出し、秋田の農業を盛り上げる事業を起こしたい」「夢を語り、その夢を応援するラーメン店を開業したい」など会話が弾んだ。

     前回から食事後に3回の席替えをして、できるだけ多くの会員と学生が会話できるようにしたものの、3時間を超えても会話は尽きなかった。最後に那波三郎右衛門顧問が「経済同友会の会員にとっては年に2回、若い皆さんと語り合う憩いの場のような交流会だが、学生の皆さんにとっては地元の経営者と話す数少ない機会だと思う。いい経験をしたと思って帰ってもらえれば、ウィンウィンの関係を築くことができる」などと中締めのあいさつを行い、午後9時ごろ交流会を終えた。一次会で語り合ったものの、話し足りない参加者もいて2次会に消えていくグループもあった。

     国際活動委員会は、次回の「第8回国際教養大学生との交流会」を11月15日(金)に料亭濱乃家で実施する。多くの会員の参加をお待ちしております。

     なお、大学事務局がまとめた参加学生の▽参加しての感想▽参加して学んだこと▽秋田で発見したこと▽秋田の発展に繋がる事業を起業するとしたら、どんな事業で起業したいか―は次の通り。

    ★参加しての感想

    〇時間、人数とともにちょうどよかったです。一対一の対話がしやすい人数配分でした。

    〇非常に有意義な時間でした。フレキシブルな動きも可能であり、人数もちょうど良く、多くの方々と話すことができました。

    〇ゆっくりお話を聞くことができてよかったです。秋田に残ってほしい、というのであれば、経営されている会社の求人情報等も見せてほしいです。

    〇内容は適切でした。でも、もっとあの場から生まれるものがあると思いました。今後秋田の事業家の方たちと学生とで秋田の未来を提示していくようなイベントに繋げていく事が出来れば、より良い場になっていくと思いました。

    〇前回参加した時よりも移動が少なく、じっくりと話すことができました。今回の参加人数でちょうど良いと思います。

    〇貴重なお話をたくさん聞くことができました。

    〇強制的に席替えをして頂けたお陰で、社交的ではない性格でも多くの人と話すことができたのですごく有り難かったです。

    〇秋田の経営者と話す機会はなかなかないので、参加してよかったです! 美味しいご飯、ごちそうさまでした! これからも、AIUと秋田の方々との交流を続けて欲しいです。

    〇複数回参加していますが、お馴染みの方々に加え、新しい方とも繋がりを持てたのは良かったです。7回目の開催ということもあり、非常にスムーズな流れで会が進んでいたと思います。AIU側は複数回参加者と初参加が半々くらいであったのも良かったと思います。

    〇素晴らしい夜でした。沢山笑い、素晴らしい方々(皆様は、私の将来に貴重な新しいアイディアもくださいました)と過ごせた、忘れられない夜になりました。

    〇秋田の色々な方とお話できてとても興味深かったです。

    〇この集まりは、学生が県内の企業家の皆様とお話しできる、貴重な機会であり、また意義深いものでした。秋田の企業の発展に少しでも関わることができ、感謝しています。総合的にこの会は良かったと思います。そしてこの会から、たくさん学ばせてもらいました。

    〇秋田の経済人の方々と繋がりを作ることができる大変良い機会でした。将来秋田で起業を考えているので、次の行動に繋がる大きな収穫を得ることができました。

    ★参加して学んだこと

    〇自分が思っている以上に社会も経済も会社も急速に変化しているということ。自分は金融業界に入りたいと考えており、そのような社会状況の中、より専門知識を独自で身につけるとともに、挑戦心を育む必要があると感じました。

    〇想像していた以上に、秋田の大学生に対して期待を持ってもらっていること。秋田という地方都市でも、国際社会の動きが大きな影響を持っており、あらためてグローバル化という流れを学ぶことができました。

    〇何がどうつながっているかなんてわかりません。

    〇秋田の中にも多くの社長さんたちがいらっしゃって、皆さん試行錯誤して前に進んでいらっしゃる事が分かって嬉しかったです。一方で、経営者と従業員のビジョンには恐らく大きなギャップがあるため、下で働く人たちとの間でのビジョンの形成や共有が秋田の問題であることも分かりました。

    〇自分が将来やりたいと考えていることを、初めて、耳を貸してくださる大人に理解してもらえるように説明することの難しさ。

    〇秋田で起業する人がこんなにもたくさんいることを初めて知り、自分自身ももっと故郷に貢献していきたいと思いました。

    〇夢を語ると、応援してくださる社会人の方がたくさんいることに気付けました。

    〇教育は長期的な投資であること。AIUが秋田にもたらす経済的な効果だけではなく、活気やイノベーションは、これから秋田や日本全国を変えていくということ!

    〇経済同友会の方が最後に仰っていた、助成金/ファンドの設立にはとても心踊りました。AIUに来た学生がより秋田に目を向けて、秋田でアクションを起こし、結果秋田に残る選択肢が増える、という意味でも魅力的でした。 東京の企業も日々しのぎを削っていますが、秋田においても皆それぞれ苦労があり、会社の経営や単純に働く、ということの責任が学生のそれとは全く別物なのだと感じました。 秋田に残って就職する身として気を引き締めて、今後AIUを卒業する後輩たちのモデルになっていけたらと思います。 素晴らしい会をありがとうございました。

    〇最初に自分はミュージシャンになろうと思っています。そして、自分の音楽を通して、秋田について世界に紹介したいと思います。自分の考えを皆さんにお伝えしたところ、皆さん大変協力的でした。

    〇秋田で自分に出来る事をもっと増やして行動していこうと思える良いきっかけになりました。

    〇最初に、この会を通して、日本の飲酒文化を沢山学びました。自国、台湾では、ワインやビールを自分でついで飲む、というのは日本と共通です。しかし、日本のより丁寧な作法は、自分の隣の方々にお酒をついで上げることでした。次に、ビジネスの流行や環境は台湾とほぼ同じでした。多くの会社が中小企業ですが、地域の経済に及ぼす影響は多大です。秋田でも、台湾でも、抱えている問題は人口減少です。どうやってこの苦しい状況を乗り越えていくか、それが私たちが今一番考えなければいけない問題です。

    〇事業を興すためには、自己資金では限界があり、やはりスポンサーさんを見つけることが大事だと学びました。起業を応援したいと思ってくださる方は多くいることに気付き、もっと戦略を練って行動を起こしていこうと思いました。

    ★秋田で発見したこと

    〇秋田は自然、食べ物、生活など、様々な面で豊か。

    〇訪問者としてではなく、地域に地域の人間として入った事でこれまで見えてこなかった秋田の面白さや魅力に気づいたこと。

    〇季節感を感じながら生活ができること。地域の人々にとっては何気ない食べ物や場所でも、県外から来た私にとっては魅力的なものがたくさんありました。例えば、生グレープフルーツソフトや各地域の温泉など。

    〇人の温かさ。自然の豊かさ。食べ物を自分の手でつくることの価値。

    〇思っていたよりも地域の人が国際教養の学生と関わろうとしてくれるところ。おかげさまで楽しく過ごしています。

    〇人と人との繋がりの大切さや四季の美しさなど、実際に秋田の地域の中、自然の中で暮らさなければ分からないことを発見しました。

    〇雄和、地域の人と芸術を通して仲良くなれる事です。

    〇わらび座、大曲の花火、温泉の数々、祭りの数々、などエンターテインメント性のある県だと思えるようになりました。

    〇冬の寒さは厳しいが、雪景色は想像以上に美しい。秋田蘭画家の小田野直武や、秋田にゆかりのある世界的洋画家・藤田嗣治、日本画家の高橋萬年、横山津恵など、世界に誇る芸術家がいたこと、公立の美術大学があることなどから、芸術的に非常に豊かな土地であるということは大きな魅力の一つです。

    〇秋田の方以外との交流を通して、秋田県民の私が知らない秋田の魅力がまだまだたくさんあると思いました。

    〇豊富な観光資源と、それを活かしきれていない現状。

    〇田舎は自分で歩かなきゃ魅力はわからない! (何もないと言われがちですが、横手市増田の「旬菜みそ茶屋 くらを」や能代市・セキトの「しんこ」など、地域ならではの品、魅力にあふれています。実際に足を運ばなければわからない美味しいもの、素晴らしい伝統などわからないまま! 実際、私は秋田県出身ですが、上記のものは今年まで知りませんでした。公共交通の不便さを理由に今まで行かなかったことに後悔しています。)

    〇「暮らし」という人間のそもそもの営みの重要さと魅力を感じながら、人との深い繋がりと共に四季を身近に体験できる濃い日常を送ることができる所が秋田の大好きな所です。

    〇来日前は、日本人は自国の伝統的な文化を熟知していると思っていました。しかし来日して、浴衣の着方や茶道について知らない日本人が多いことを知りました。台湾人は、日本人は自国の文化を誇りに思っていると思っていましたので、このことは大きな驚きでした。この傾向は、秋田に限らず日本国中でみられることです。台湾のメディアもこれについて触れています。どうしてこういうことが起こっているのか、話し合ってみたいと思います。

    〇秋田は自然に富み、資源に恵まれ、一番必要なのは高度なスキルを持つ人材と激変をもたらせるマインドセットだと思います。

    ★秋田の発展に繋がる事業をあなたが起業するとしたら、どんな事業で起業したいか

    〇Webマーケティング事業、食品事業、地方創生事業、輸出入。

    〇①日本酒関連の事業。日本人や外国人も含めた酒蔵ツーリズム。②秋田でYume Wo Katareというラーメン店の秋田店を開業したいと思っています。現在、代表と計画を練っており、個人的には5年後の開業を目指しています。このラーメン店はただおいしいラーメンを提供するだけでなく、夢を語り応援される空間を提供している点で注目されています。具体的には、夢を応援する人が「夢募金」を行い、夢を語った人は「夢食券」を使ってラーメンが無料で食べられる仕組みになっています。このラーメンを経営することで、秋田で夢を語り、応援され、行動を起こしていく人々を増やす事で、秋田の発展に繋げていきます。ご参考までにWEBの記事を添付させていただきます。「ハーバード大も注目! 売り上げ目標なしでも黒字続きのYume Wo Katareのビジネスとは? 」https://www.crazy.co.jp/blog/articles/yume-wo-katare/

    〇シェアホーム(ゲストハウス)。地域の人や企業、学校も巻き込んだ地域全体での子育てや学びの風土づくり。農作物(余剰作物も含めて)に持続可能な付加価値をつけ(ブランディング、加工、有機栽培、自分で体験など)、県外や国外に市場を開拓します。後継者が不足していて保存が農家の方の負担になりつつある畑や田んぼを区分けして、都会の企業と契約し、お金をもらう代わりにそこの社員や社員の家族が家族で農作業や田舎暮らしを体験しに来られる仕組みを作ったり、そこで取れた作物は全てその家族に送ったり、来られない期間の畑や田んぼの世話を請け負うなどして、関係人口を増やしつつ田んぼや畑の単価を上げたいと考えます。

    〇発展が、秋田が東京みたいになる、というのであればちょっと難しいかもしれませんが、秋田にはおいしいものがいっぱいあるので、それを知ってもらって買ってもらうというような取り組みならできるかもしれません。

    〇私は農業に強い興味があり、秋田のお米や野菜、それらから作られたものなどを海外に売り出し、秋田の農業を盛り上げる事業で起業したいと思います。

    〇秋田の芸術を広めやすいプラットフォームを作り、世界からのアーティストを集めます。空き家をスタジオにするなど、秋田の伝統とモダンを上手く混ぜ、秋田にしか無い美しい街角を創造したいです。それを通して少子高齢化を解決していきたいです。

    〇秋田に他県(主に関東圏)の修学旅行を誘致したいです。修学旅行のコンテンツは未定ですが、大枠としてアートやデザイン(広義の意味での)を生徒たちが主体となって起草し、作成し、公開するといって一連のアートプロデュースを秋田の豊かな原風景と、秋田にいるタレント揃いの芸術人とを掛け合わせて学ぶ新たな修学旅行ブランドを築きたいです。

    〇中高生向けに秋田から東京を経由せず、世界を目指す教育事業で、実際に起業準備中です。「学びと進路の教育事業」の一環として、7月から第一弾の事業をスタートします。

    〇私が台湾に留学していたことと、最近秋田と台湾を結ぶチャーター便が就航されたことを踏まえて、秋田と台湾の関係を観光、文化交流を通してさらに発展させていきたいと思います。

    〇観光サービス、街のコンパクト化を進めるような事業。

    〇サービス業。とくに秋田の高校生または大学生、学生と企業が繋がる場を設けたい。

    〇現在、アフリカと秋田を繋げて何か新しい事業ができないか考えております。

    〇美容に関する会社を立ち上げたいと思います。秋田は美人の産地で知られています。秋田生まれの女性は、確かに綺麗です。天候? 食事? 何が彼女らを綺麗にしているのでしょう。多くの女性はもっと美しくなりたいと願い、メーキャップをし、着飾ります。女性はより美しくなるために、努力を怠らず、それを楽しんでさえいます。私見ですが、秋田の伝統食を食べ、秋田産の化粧品を使うなど、秋田で日常生活を体験してもらうなど、秋田美人に近づくための美容ツアーを実施したいと思います。

    〇①自動化を導入した大規模水産養殖や農業。②秋田の伝統芸能をベースにした国際総合劇団、世界に秋田の魅力を発信する。③自動運転車。④ゲイバーなど、性的少数者が住みやすい街にする。

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