活動・お知らせ

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  • 再エネと地域活性化テーマに意見交換 湯沢市の経営者と地域懇談会

    県南地域懇談会
    県南地域懇談会

     秋田経済同友会は10月11日、湯沢市の湯沢グランドホテルで「県南地域懇談会」を開いた。秋田市に偏りがちだった会員を県全域に広げ、本県の課題解決に向かって一丸となって進もうという狙いで、7月の由利本荘に続いて2回目の開催。当会会員企業の2人が「地域活性化」「再生可能エネルギー」をテーマに話題提供し、湯沢市の企業経営者18人と意見交換した。参加者は会員を含めて計30人。

    講演する飯塚雅子氏
    講演する飯塚雅子氏

     佐川博之代表幹事の挨拶に続き、栗谷卓臣広報交流副委員長が会の沿革や活動内容を映像で紹介した。秋田ケーブルテレビの飯塚雅子常務取締役が「秋田とともに未来を創造」と題して話題提供。同社が秋田犬を題材にして東京・渋谷に出店した「ハチふる」事業を紹介。湯沢市の食品会社などと提携してお菓子などの商品を開発した事例も報告した。

    講演する斉藤永吉代表幹事
    講演する斉藤永吉代表幹事

     斉藤永吉代表幹事は「洋上風力発電に期待する地域経済効果」と題して話題提供。大きな経済効果が期待される一方、県内へいかにして波及させるかが課題と指摘。水素やアンモニアなど風力で起こした電気をロスなく蓄えられる施設の集積が重要と強調した。また、これに関連して湯沢地熱の大滝英雄総務部長が湯沢市で続けている地熱発電事業を紹介。温室効果ガスをほとんど排出せず、電力を作り出している事業を紹介した。

     懇親会では、平野久貴代表幹事が、経営するユナイテッド計画で行っているバイオマス発電の事業を紹介した後、乾杯の発声。両関酒造の純米大吟醸酒「花邑」をはじめとする地元の清酒を味わいながらにぎやかに懇親した。ゲストからは「会の活動に共感した」として入会宣言が飛び出すシーンも。ゆざわ小町商工会長で佐藤養助商店の佐藤正明社長が中締めをして会を閉じた。

    懇親会の風景
    懇親会の風景

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