活動・お知らせ

  • 常任幹事会
  • 令和6年度 第8回常任幹事会

    (令和7年1月29日、ホテルメトロポリタン秋田)

    ◆報告事項
    1.2025年度 活動方針について

     ・佐川博之代表幹事
      12月25日に開いた代表幹事・委員長会議で各委員長から出た意見を踏まえて、先月の常任幹事会で方針を述べた。各委員会の新年度活動方針案を策定する上で、参考にしていただきたい。今後、3月頃に各委員会を開催して方針案を固め、3月27日の常任幹事会で了承を得た上で、5月28日の総会に諮るスケジュールで進めたい。
      今年は10月23、24日、秋田市のANAクラウンプラザホテル秋田で、第48回経済同友会東北・北海道ブロック会議を開催。会議のテーマは「再生可能エネルギー」。総務企画委員会が中心となって、「式典・懇親会」「講演・パネルディスカッション」「広報・エクスカーション」の3つに分かれ、準備を進めていく。
      当会の活動の柱である提言は、各委員会が協議しているが、諸テーマについて引き続き勉強会・議論等を進め、早期に具体化してほしい。「若者の県内定着や回帰を促すために企業や地域社会は何をするべきか」「若い世代が仕事と子育てを両立させるためには企業が実現させる働き方は何か」「現在より少ない人口でも多様性に富んだ、成長ある企業をどう作っていくか」以上の3つを意識し、次代につなぐための提言にしたい。
      各委員会の活動について、広報交流委員会(清水隆成委員長)は、当会の創立30周年特別委員会で議論した「お父さんを早く家に帰す運動」を、県が進める「あきた♡とも家事宣言」に独自色を加えた県民運動に展開できないか検討している。お父さんを早く家に帰すだけでなくプラスαの策が必要という意見があり、運動の名称を含めて考えてほしい。
      これに関して片桐大地常任幹事から次の提案があった。「お父さんを早く家に帰す運動」という名称について、抵抗感を持つ人がいるのではないか。名称は「仕事も家事もシェアして豊かに」としてはどうか。仕事のシェアについて、秋田の女性の就業率は高くM字カーブはほぼ解消されているが、賃金の男女格差は相応にあると理解している。すなわち女性はパートタイマーなどの労働参加が多く、これらの人が年収の壁を意識することなくフルタイムに近い形で働くことになれば、経済界としても労働投入量の増加という効果が得られる。今や時代は共働きが普通で、その下でさらに世帯所得を上げるには、家事負担の見直しによる女性の所得改善が有力な選択肢になる。
      地域開発委員会(佐々木創太委員長)は、地元企業への就業を促すインターンシップの活性化について考えたい。地元企業にユニークな企業や特色のある企業があることはあまり知られていない。教育委員会とタイアップして紹介する仕組みができないか提言したい。
      観光振興委員会(小畑宏介委員長)は、ソフト面の勉強会を開催。アニメや映画などの聖地巡礼の観光客を取り込む方策などを検討してほしい。
      国際活動委員会(後藤敬太委員長)は、外国人労働者を確保するための方策を学んだ。日本語教育などの課題について詰めてほしい。
      道路整備促進委員会(石黒寿佐夫委員長)は、高速道路の早期全線開通だけでなく、地域内交通にも目を向けていきたいとしている。検討してほしい。
      地域と農業を考える委員会(涌井徹委員長)は、昨年、政策提言した。涌井委員長は、農業は今が本当の意味で「産業」に変わる分岐点にあり、新たな提言を出す必要があると述べた。そうした視点で提言をまとめてほしい。
      このほか継続案件として、会員を全県から募り地方でも活動を展開する。県南地域は由利本荘市や湯沢市で地域懇談会を実施した。県北地域でも実現させたい。同時に女性活躍の推進について、同友会内部でも積極的に進めていくことを継続していきたい。
      秋田にも先進的な技術とアイデアを持つ若者がいるので、どのように後押ししていくか考えたい。
      ソーシャルメディアについて、不確かな情報や悪意に満ちた情報によって社会の分断が招かれる事例が増えているように思う。選挙戦にも活用される事態になり、県民が誤った情報に左右されないよう情報リテラシーを高めていきたい。

    2.第48回 経済同友会 東北・北海道ブロック会議 2025 の準備について

     ・石井広樹総務企画委員長
      運営を3つの委員会に分けて担うように考えた。式典・懇親会担当は松田悦子委員長。講演・パネルディスカッション担当は石井広樹委員長。広報・エクスカーション担当は清水隆成委員長とする。
      講演・パネルディスカッションについては1月22日に担当委員会を開き、コーディネーターに依頼したSMBC日興証券チーフアナリストの浅野達氏を招き協議。経産省資源エネルギー庁の新年度方針の概略の説明を受けて方向性を確認。2050年のカーボンニュートラルに向けた今の立ち位置が、洋上風力発電に特化されているようなイメージだが、脱炭素の流れをどのような形で進めていくか、エネルギーのベストミックス、地方創生との関り、それに若者が魅力を感じるのかについて話し合えたので有意義に感じている。今後、講演者やパネリストを選出していく。
      理事、監事、常任幹事から質問や意見は出なかった。

    3.委員会報告

    (1)総務企画 石井広樹委員長が報告。2月に委員会の開催を予定している。今年度決算の見込みと新年度予算案、ブロック会議開催の準備に向けて協議する。佐川代表幹事が述べた新年度の活動方針に則り、県北地域での移動例会の開催に取り組む。

    (2)広報交流 清水隆成委員長が報告。この後の新年特別講演会について、講師の空港への出迎えに、平野久貴代表幹事が車両と運転手を協力して下さった旨を報告。また、今年度の各種イベントの開催に対する会員の協力に対し謝意を述べた。

    (3)地域開発 佐々木創太委員長が報告。3月6日、第3回委員会を開催予定。当日はエネルギーに関する勉強会を開催。その後、新年度の活動方針案に、佐川代表幹事が述べた政策提言に関わる内容をどう織り込むか協議する。

    (4)観光振興 小畑宏介委員長が報告。委員会開催のスケジュールを立て、新年度の活動方針案を協議する。

    (5)国際活動 後藤敬太委員長が報告。3月10日、第3回委員会を開催する予定。これまでの活動をふりかえり、国の育成就労の全容が見えてきた中、勉強会を開いて県内の日本語学校のあり方について考える。

    (6)地域と農業を考える 涌井徹委員長が報告。数年前から米価が上昇。米の流通量の減少により最大手のコンビニや卸売業者が、必要とする量の米を確保できずに輸入米に頼りはじめている。
       農林水産省は1月31日に食糧部会を開き、政府備蓄米の放出について協議する予定。国の減反政策は廃止されているが生産目標が定められているため、今後も米の流通量が増える見込みは薄い。そもそも米の増産を図ろうにも、個人農家も農業法人も後継者不足から非常に難しい状況となっている。一般企業の後継者不足と同様に農業も同じ問題を抱えている。
       そこで、経済同友会として後継者がいない企業に対する事業継承のための手当てができないか。秋田の産業が後継者不足で継承できなくなっている中で、同友会として何かできないか。
       農業は新規就農者が期待できない。せめて後継者がいなくてやめようとしている法人に対して、後継者や社長候補を探すアプローチができれば、優秀な人材が日本中から集まってくるのではないか。農業法人の経営はサポートがあってはじめて成り立つので、後継者を探すためにもっと進化した活動、もう一歩踏み込んだ活動が必要と考えている。

     ◇道路整備促進 石黒寿佐夫委員長は欠席
      事務局が報告。委員長からの報告は預かっていない。

    4.今後の会議や活動について

    (1)第37回全国経済同友会セミナー広島大会
      (4月17日(木)18日(金)、リーガロイヤルホテル広島)
       事務局が報告。今日現在、参加申し込み者は平野久貴代表幹事、前川浩会員(秋田空港ターミナルビル社長)の2人。申し込みの締め切りは、2月20日。

    (2)2025年通常会員総会
      (5月28日(水)、秋田キャッスルホテル) 講師は未定

    (3)第48回経済同友会東北北海道ブロック会議
      (10月23日(木)24日(金)、ANAクラウンプラザホテル秋田)

    (4)第38回全国経済同友会セミナー土佐大会
      (2026年4月16日(木)、17日(金)、高知市・高知県立県民文化ホール)

    5.その他

    (1)経済同友会 能登半島支援 募金活動への御礼
       事務局が報告。東京の経済同友会が全国の経済同友会に呼びかけて実施している支援について、当会は10万円を拠出していて、そのお礼が届いたので会務資料に添付している。

    第8回常任幹事会
    第8回常任幹事会

    6.次回常任幹事会について

      2月27日(木)正午から秋田キャッスルホテル
     
     (参考:3月以降の常任幹事会/先月の会議で内定)
      3月27日(木)正午から秋田キャッスルホテル
      4月24日(木)正午から秋田キャッスルホテル
      5月休会(総会開催月)
      6月26日(木)正午から秋田キャッスルホテル
      7月未定(ビアパーティーと同日開催)
      8月休会(お盆のため)
      9月25日(木)正午から秋田キャッスルホテル
      10月30日(木)正午から秋田キャッスルホテル
      11月未定(知事との朝食懇談会終了後に開催)
      12月25日(木)正午から秋田キャッスルホテル

      佐川議長が報告。次回常任幹事会は2月27日(木)正午から秋田キャッスルホテルで開催。終了後に理事会を開くので理事の参加をお願いする。

    今後の会議や活動について

    1月29日(水)新年交歓会、特別講演会(講師:出雲充ユーグレナ社長)ホテルメトロポリタン秋田
    31日(金)知事・労働局長による経済5団体に対する障害者雇用の拡大に向けた要請県商工会館
    2月 7日(金)秋田県商工会館入居団体懇親会 平野久貴代表幹事出席料亭濱乃家
    12日(水)第8回総務企画委員会ホテルメトロポリタン秋田
    27日(木)第9回常任幹事会秋田キャッスルホテル
    3月 5日(水)2025年 春闘要請 平野代表幹事出席秋田商工会議所会頭室
    6日(木)地域開発委員会ANAクラウンプラザホテル
    4月17日(木)
    18日(金)
    第37回全国経済同友会セミナー広島市
    5月28日(水)通常会員総会秋田キャッスルホテル
    7月 9日(水)日本海サミット札幌市
    7月頃を予定懇親ビアパーティー秋田市内ホテル
    9月11日(木)
    12日(金)
    2025年度「全国経済同友会 事務局長会議」金沢市
    13日(土)懇親ゴルフコンペ、表彰式秋田カントリー 秋田キャッスルホテル(予定)
    9月18日(木)
    19日(金)
    東北・北海道ブロック事務局長会議ANAクラウンプラザホテル
    10月23日(木)
    24日(金)
    第48回経済同友会東北・北海道ブロック会議 秋田大会ANAクラウンプラザホテル
    11月頃を予定知事との朝食懇談会秋田市内ホテル
    2026年    
    4月16日(木)
    17日(金)
    第38回全国経済同友会セミナー高知市

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